読書日記

2025年10月9日(小説のイントロ)

J-WAVEのGRANDMARQUEEで「神イントロフェスティバル」という企画を開催していました。

音楽だけでなく、他のカルチャーのイントロ(始まりの部分)も紹介する企画でした。

小説の「書き出し」も「小説のイントロ」ということで、おすすめが紹介されていました。

書き出しが好きな小説ってなんだろうと、私のおすすめを考えてみました。

思い浮かぶのは尾崎翠の『第七官界彷徨』

よほど遠い昔のこと、秋から冬にかけての短い期間を、私は、変な家庭の一員としてすごした。そしてそのあいだに私はひとつの恋をしたようである。

尾崎翠『第七官界彷徨』(河出文庫、9ページ)

「ひとつの恋をしたようである」という余韻のある一節が心にのこります。

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